超高速！Next.jsで水彩画ギャラリーサイトをリニューアルしました。
<はじめに>
水彩画の作品をもっと美しく見せ、更新しやすい環境を整えたい──
そんな思いから、これまでWordPressと静的HTMLで運営していた水彩画ギャラリーをNext.jsとmicroCMSを使ってリニューアルしました。
「アートの魅力を最大限に伝えつつ、成長し続けるWebサイト」を目指し、現在もブラッシュアップを進めています。
ここでは、サイト制作の意図と主要なデザイン・技術ポイントをご紹介します。
<デザインのポイント>
作品そのものが主役になるように、余白を活かしたシンプルなレイアウトと、淡いグレイッシュトーンの背景色を採用しました。
大小の作品が自然なリズムで並ぶMasonry（メイソンリー）風ギャラリーを取り入れ、スマートフォンでも心地よく閲覧できるようレスポンシブ対応を徹底。
細やかな余白設定やタイポグラフィにも配慮し、水彩画ならではの柔らかな色彩を際立たせています。
<技術の選択>
サイトの骨組みにはNext.jsを採用し、静的生成（SSG）や増分静的再生成（ISR）による高速表示を実現しました。
大量の画像を扱うギャラリーでも読み込みが速く、訪れた人がストレスなく作品を楽しめます。
コンポーネント単位でデザインや機能を管理できるため、後からの改修や追加もスムーズです。
コンテンツ管理にはmicroCMSを使用。
ブラウザ上で作品データを入力すれば自動的にページが生成される仕組みを整えました。
カテゴリ分けや検索機能など、今後の拡張にも柔軟に対応できます。
<今後の展望>
現在はギャラリー機能を中心に運用していますが、以下の改善を計画しています。
- クリックで作品を拡大表示するモーダル機能
- カテゴリやタグによる絞り込み・検索機能
- SEO強化とPWA対応によるモバイル最適化
- 作品販売や展示会告知など、運営を広げる機能追加
これらの機能は、アートを発信するだけでなく成長し続けるギャラリーを目指すための大切なステップです。
<まとめ>
今回のリニューアルでは、作品を大切に見せるデザインと誰でも快適に閲覧できる高速性を両立させました。
Next.jsとmicroCMSの組み合わせにより、制作・運営の効率が向上し、作品を追加しながらサイト自体も育てていける環境が整っています。
実装の詳しいコードやMasonryレイアウトの設定、microCMSのAPI設計などの技術的な内容は、
[Web Design Cafeのテックブログ] で解説する予定です。
これからも作品制作と並行して、サイトのブラッシュアップを続けていく予定です。